あなたはこんな症状に陥っていませんか?
- どうやって起業していいのかわからない
- どんな商品・サービスを売るのかまだ決まっていない
- 自分の好きなことや得意なことがわからない
- やることが決まっていても集客できるか不安
- 1歩踏み出す勇気が持てない
- 売上を上げ続けられるか不安
暴露します。
以前の私も同じでした。
私は、学生の頃から独立起業を夢見ていました。
人に頭を下げるのが嫌だったからです。
会社のトップになれば誰も上にはいない。だったら社長になればいい。
ただの世間知らずですね。
社会に出て、少しは世間がわかったはずなのに、なぜかその思いは変わりませんでした。
今でこそ、学生起業家や1人起業家はたくさんいますが、当時はそんなに簡単に起業できるような時代ではありませんでした。
多額の資金、強力な人脈、なによりも度胸が必要でした。
失敗すれば、コツコツ貯めてきた貯金もパー....ですからね。
社会に出たばかりの若造にそんなものあるわけありません。
家がお金持ちというわけでもありません。
どんなビジネスで起業したらいいかすらわかりませんでした。
だったら、とにかく「経営のことを学んでおこう」と思い
経営コンサルティングの会社に勤めることにしたのです。
そして10年以上の歳月が経ちました...
日本は不景気で、中小企業は売上不振、資金繰り悪化で
どんどん倒産していくような時代。
私の会社でも「資金繰りに苦しいので何とかしてほしい」という
企業からの依頼が増えてきました。
小さい頃から算数だけは得意だったので、
利益改善や資金繰り改善などはうまくできる方でした。
粗利改善、コスト削減、借入金の返済額減額の交渉など、小手先の手は打てました。
でも、一番肝心の売上を改善することはできませんでした。
売るのがとにかく苦手だったからです。
実は、コンサルティングの会社に勤める前、
私はソフト販売会社の新規開拓営業をやっていました。
飛び込み営業です。
まあ嫌でした。
人に頭を下げるのが嫌だと思ってた人間が
ちょっと話をしてもらうだけなのに頭を下げなければならない。
サボリーマンになるのに時間はいりませんでした...
結局セールスの「セ」の字も身につけることなく2年で辞めてしまいました。
ところで、あなたは起業するのに一番大事なものは何だと考えていますか?
お金?
昔と違って、今はお金がなくても起業できます。
人脈?
一人でも起業している人はたくさんいます。
商品?
そんなものなくても起業できます。
とはいえ、少し前までは全然そんなこと知りませんでした。
中小企業白書2006年度版には
個人事業所の経過年数別生存率というデータがあります。
1年目で約37%が廃業、5年目で74%が廃業、
10年目にはわずか12%しか生き残っていないのです。